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八尾ロボットフェア2011開催!!

2月12日、大阪府八尾市のアリオ八尾で
「八尾ロボットフェア2011」が開催されました。
八尾市の異業種交流グループ「マテック八尾」の
主催で、今年は3回目の開催となります。

目玉はなんといっても恒例のロボットコンテスト
ですが、今年はロボコンの前に八尾市教育委員会
による面白い催しがありました。
市内の小学生からロボットのアイデアを募集し、
最も優秀なロボットを実際に製作する
「子ども夢実現プロジェクト」です。

1618人から寄せられたアイデアの内、最優秀賞に
選ばれたのは大正北小学校5年生の小林瑞季さん
が考えた留守番ロボット「RURO」でした。

小林さん
RURO
実現プロ

人を感知するセンサーを内蔵し、訪問客などに
あらかじめ登録した案内や挨拶を行います。
二足歩行も可能です。
このロボットの製作は藤原電子工業(八尾市)が
担当。電子基板のプレス加工を手がける同社は、
今後、この技術を生かして自社製ロボットを
製品化することを目指しています。

さて、つづいては第3回八尾ロボットコンテスト
です。今回は「救え!ニッポンバラタナゴ」が
テーマ。バラタナゴの生息に必要なドブガイと
ヨシノボリの描かれたオブジェと、ニッポンバラ
タナゴの生息の障害となるザリガニ、ブラックバ
ス、ヘドロのオブジェを段差で隔てられたフィー
ルド間で入れ替えます。

フィールド

まず、必要となるのは円筒にパネルがついたオブ
ジェを掴み、定められた位置に配置する作業の正確
さとスピード。次に、段差で隔てられたフィールド
間をどのような方法で移動するかというポイントが
重要になります。

試合は子どもが操縦するAトーナメントと大学生や
企業の代表者が操縦するBトーナメントの2部構成。
計10チームが参加しました(当日、1チームが棄権)。

トーナメント


Aトーナメントは、親機と子機3台からなる若ごぼう
チームが優勝。3人の操縦者の役割分担とチームワーク
の良さが光りました。

若ごぼう

Bトーナメントは、大阪工業大学エンジュニアA
チームが優勝。2連覇中の藤原電子工業の小野泰寛
さんとの対戦では、すべての課題をクリアするなど、
並み居る強豪を退けての勝利となりました。
(下の写真は奥が大工大Aチーム、手前が藤原電子工業マスターONOチーム)

大工大AvsONO

昨年に続いてペルーからの参加となったサンマルテ
ィン・デ・ポーレス大学、インカロボットNYLAMP
はスロープ部と子機の2機で構成。操縦者のFelix
さんが練習に一日12時間を費やしたという操縦技術
を披露し、会場を沸かせました。

NYLAMP

年々レベルアップする八尾ロボコン、子どもたちも
ロボット製作から参加するなど、地域のモノづくり
人材育成という視点からも内容の濃いイベントとな
っていました。来年はどんなテーマが設定されるの
か、今から楽しみですね。

体験コーナー
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