『平城遷都祭』/デザインネジ

GW連休の後半スタートとなった5月3日、奈良県の平城宮跡特設会場で開催された「平城遷都祭」に行ってきました。
甲子園球場が30個も入るといわれる広大な敷地には、竹細工やたこ作りなどのモノづくり体験や、大和肉鶏や柿の葉ずしといった奈良のうまいもんを集めた屋台など4つのエリアを設け、多彩なイベントが開催されました。
当日は好天に恵まれすぎ(むしろ暑かった)、屋台では牧場ソフトやかき氷がよく売れていました。
2年後に迫った「平城遷都1300年祭」のメーン会場も、こちらになるため、オープン空間での暑さ対策はしっかりする必要があると感じました。
さて写真の方ですが、飛鳥・藤原・平城京と3つの都が体感できるという、天平行列です。
「花うちわ」を手にした古代衣装の女性は巻きスカート、ストールが印象的でした。
会場内には、話題の平城遷都1300年祭のマスコットキャラクター「せんとくん」と一緒に写真が撮れる看板もありましたが、こちらの人気は今ひとつ?
屋台ブースの道幅が狭くて、人が混み合うと移動が大変でしたが、全体的には壮大な歴史を感じられる空間はグッドでした。(広)

従業員4人の小さな町工場ですが、センスのいい展示室を持つ企業があります。
ネジ頭にカラフルな色や多様な形状の模様を施して「デザインネジ」と呼ぶ商品を手がける川端ネジ製作所さんです。
東大阪にある工場を訪問しますと、奥の展示室は隣の生産現場とはがらりと変わる町屋風情。
テーブル上や四方の壁を取り囲む形で置かれた個性あるデザインネジ達が「見て見て」と主張しているような雰囲気を作られています。
同社の川端謙二代表がデザインネジを考案し、今年で20年目になるとか。
川端代表いわく
「コツコツと続けてきたことが今につながっています。デザインネジは試作品を含め1000種類は作ったかなあ。売り上げ構成比も全体の3割まで高まってきました。でも注目されるデザインネジだけでなく、工業用精密ネジもしっかりやっていこうと改めて思っています」
と強調されています。
4月末に近畿経済産業局の「KANSAIモノ作り元気企業2008」年版の元気企業100社の中にも選出されました。
小さくても存在感のある元気な企業を情報発信していこう、川端ネジさんを訪問すると再認識させられます。(広)
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