東大阪モノづくり専攻(近畿大学)

大学と企業との産学連携活動は年々、活発になっています。
近畿大学でも「東大阪モノづくり専攻」コースを大学院総合理工学研究科に04年4月に設け、東大阪や八尾の中小製造業とタッグを組んだ産学連携が進められています。
2月5日、同大学本部キャンパス(東大阪市)で、東大阪モノづくり専攻の学生(3期生)7人が地元企業と2年間にわたった研究活動成果を発表しました。実際の製品開発や特許を申請した学生もいて、充実した内容(中身は専門的すぎて理解は難しかったですが)の発表であったように思います。
会場で厳しい質問も結構多く出ましたが、学生たちは堂々と回答していたのも印象的でした。
東大阪モノづくり専攻を修了できる条件として、新製品の開発、実用化価値のある特許取得、ベンチャー企業の立ち上げ、モノづくり成果を示す論文、のいずれかが求められます。学生は受け入れ企業から給料をもらえるというのもユニークですが、その分、具体的な成果が問われます。
学生達の若いパワーを活用し、東大阪地区のモノづくり企業の活性化につながるか、東大阪モノづくり専攻コースの今後が期待されます。
(広)
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